多良岳金泉寺山小屋の会のご紹介


多良岳金泉寺山小屋の会(略称:金泉寺山小屋の会)の設立は、次のような話がきっかけとなりました。

話とは、現在の指定管理者「多良岳登山者山の会」が令和3年3月31日をもって指定管理者を終了するということから、「金泉寺山小屋の存続が危ぶまれる」ということでした。


「金泉寺山小屋」は、これまで多良山系の自然環境をこよなく愛し、そこにある金泉寺山小屋を舞台に集う人々との交流が深まり、仲間が広がり、癒されて下山して行った人にとってなくてはならない存在として心に刻まれていました。

その結果、数多くの心に刻まれた金泉寺山小屋での思い出が、今回は「何としても金泉寺山小屋を存続させたい」「癒しの山小屋を残したい」という願いに代わり、22名の仲間が集って指定管理者を目指して「多良岳金泉寺山小屋の会」を設立するに至りました。


「金泉寺山小屋の会」の目的は、指定管理者として金泉寺山小屋等の管理運営に資することが基本ですが、①利用者に対する平等・公平を配慮した運営、②多良山系の自然環境保護と登山者の安全安心に資すること、③会員相互および利用者・登山者との親睦と交流を図ることを掲げています。


また、「金泉寺山小屋の会」の会員は、長崎県、佐賀県に分布し、登山歴も長く、全国の山々を登山した経験者が多いことから、登山の初心者から熟練者に至るまで山談議に花が咲くこと、安心安全のための読図や登山道の歩き方等のアドバイスなど、きっと利用者の皆様に金泉寺山小屋を満喫して帰っていただけるものと思っています。


なお、「金泉寺山小屋の会」は、「おいでよ癒しの山小屋へ」をキャッチフレーズとして活動を進めて参ります。

そして、「金泉寺山小屋の会」会員は、「おいでよ 癒しの山小屋へ 多良岳金泉寺山小屋の会」と記した腕章(オオキツネノカミソリの色)を付け、管理人は「おいでよ 癒しの山小屋へ 金泉寺山小屋 管理人」と記した帽子(腕章と同色)を着用しています。

会員一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。ぜひ金泉寺山小屋へ「おいで」ください。


令和2年12月17日

多良岳金泉寺山小屋の会 

会長 川原 康廣